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LAN接続のハードディスク導入

デジカメの画像データとかiTunesの音楽データとかが増えてきました。今まではLAN接続している別パソコンのハードディスクに保管していましたが、ハードディスクの残容量が少なくなってきてこれ以上同じところに保存していくのは難しい状態となりました。また、このパソコンはたまに立ち上がらない(接触不良?)ことがあり、このパソコンに内蔵しているハードディスクのデータが取れなくなってしまう(他にパソコンを持っていれば何とかなるのですが、別途インターフェースが必要になります)ので、パソコンを直すか他にデータをバックアップ取るか悩ましい問題がありました。仮に修理したとしてもこのパソコンはWindows98でOSが古すぎて今後サービスが受けにくくなり、もうじきWindows Vistaが出てくることが分かっているので今からWindows XPにするのはちょっと無駄な気がしましたので、完全に壊れるまで放置することにしました。純粋なデータの退避目的であればUSB接続のハードディスクが高速でかつ安価なので選択肢に入るのですが、普段使用しているパソコンはノート型なのでUSB接続のハードディスクはとても邪魔になります。こういったことから、LAN接続のハードディスクを検討することにしました。

さて、ハードディスクの容量は多いことに越したことはないのですが、価格との兼ね合いで300GBが2006/8現在で何処のメーカでもリーズナブルでしたので、この容量にすることにしました。次に具体的にどの製品にするかです。静音性が高い製品が良かったので停止のときの静音性を謳っているIO DATAのHDL-GX300にすることにしました。この製品は高速インターフェースがついているので仮に300GBを使い切ったとしても速度を犠牲することなく増設が可能だし、増設したハードディスクに高速でバックアップも可能(しかもミラーリング(RAID 1)も可能)になるはずです。IO DATA自体昔から愛用していて今まで不具合に出会ったことがないので、メーカとしての信頼性も候補にした理由としてありました。

期待しながら町の家電量販店に行くと売っていません。初めから置いていないところと在庫がないところがあって、在庫のないところは価格が表示されていましたがちょっとお高めでした。仕方がないのでインターネットで購入することにしました。Amazon.co.jpでお目当ての在庫があり、しかもお店で見た価格より安かったので迷わずクリックして購入。

届いてから早速セットアップしてみると驚くほど簡単で、LAN線をハブに接続してから電源を入れて暫く待つともうLAN接続されたパソコンで認識されていました。自宅のADSLのモデムにDHCP機能がついていますので、LAN接続機器に自動的にIPアドレスを割り当てることが出来ます。また、HDL-GX300には自動でIPアドレスを取得する機能がついていますので、LAN線をつないで電源を入れただけで自動でIPアドレスを取得することが出来ます。

運転中の静音性にも期待していたのですが作動中のファン音が結構耳につき、かつハードディスクの動作音も結構聞こえます。特にファンはハードディスクにアクセスしていなくても廻っていますので、作動中はずーと聞こえることになります。今度冷却性能が落ちないように周りを囲んでみようかと思っています。自分は無線LAN接続でとなりの部屋でパソコンを使っているので動作音は聞こえないのですが、一人で住んでいるわけではないので気をつける必要があると思っています。ところで、設定した時間使わないと止まるので、そのうち全てが止まり全く音がしなくなります(これが本来の売りの機能)。

正面に電源オンを示すライトがありますが、これが結構明るい。近くに壁などがあると明るく反射していますので、このままの状態で寝室に置くのはお勧めできません(寝室にこんな装置を置く人は少ないとは思いますが・・・)。

気になるデータの転送・受信速度ですが、USB接続のハードディスクに比較するとはるかに速度が劣ります。しかし、測定はしていませんが導入前(パソコンをサーバ代わりにしていた頃)に比べたら早くなったと思います。自宅のLAN接続機器は全て100BASE-TXなので、1000BASE-Tにしたらもうちょっと早くなるかもしれません。

設定はブラウザでできるので、LAN接続さえしていればどのパソコンからも設定可能なところも使いやすいかなと思っています。便利機能といえばゴミ箱機能があるのはいいですね(初期設定は無効になっていますので、使用する場合は有効にする必要があります)。

さて、実際にファイル移動をしてみました。ファイルの移動でちょっと自分自身の配慮が足りなかったかなと思うのが、デジカメでとりためたJPEGです。JPEGはとてもデリケートみたいで、サーバ代わりのパソコンからHDL-GX300に移動(コピーではない)したあとに移動されたデータを見てみましたが、何%のファイルが正常に開けなくなっていました。移動してしまった後なのでデータは残っておらず、これまた仕方が無く消去されたファイルをこれで復活させました。大元のフォルダだけを指定して復活させればその中に入っている全てのデータを復活することが出来るみたいで、頼もしいハードディスクの音をさせながらデータを復活させていました。復活したデータを見るとやはり開くことが出来ないJPEGが存在しましたが、全てではないので移動したデータと復活したデータの両方がダメなケースは少ないと思われ、とりあえず時間をかければほぼ元の状態に戻せそうだとの感触を得ました。MP3などの他のデータについては転送不具合はみつかっていません。こうやってサーバ代わりのパソコンと普段使用しているノートパソコンのデータを移動し終わりました。合計約60GB移動しましたが、結構な時間を要しました。

次にiTunesのデータを移動します。安全のためライブラリーをエクスポートしておく必要があります。エクスポートファイルはXMLでかかれており、ブラウザやテキストエディタで見ることが出来ます(最近のマイクロソフト エクセルはXMLを読めるらしい)。ところでMP3をiTunes導入前にとりためていて、2重でMP3を持っておくと無駄にハードディスクの容量を埋めてしまうので、ライブラリには別フォルダにあるMP3とリンクを張っていました。今回別フォルダのMP3をHDL-GX300に移動させたので、iTunesが持っていたMP3データのリンクがくるってしまいました。リンクの再設定が簡単に出来る方法が思いつかなかったので、いちいちリンクを張りなおし元通りにしましたが、多分ライブラリのXMLをテキストエディタなので読み込んで、パスの一部分を新しいリンク先のパスに置換してしまい、その結果をiTunesにも度してやればあっという間に直ってしまうとは思います。しかし実行していないので確かなことは言えません。

それとHDL-GX300には全く関係ありませんが、ライブラリデータの保存場所がユーザで変更できず必ずマイドキュメントのMy Musicの下になってしまいます。マイドキュメントを複数のパソコンでアクセスできるようにネットワーク上の共有フォルダにして、複数のパソコンでiTunesをインストールすると不具合が出そうな気がします。これだけが理由ではないのですが、変更できる方法を誰かご存知ありませんか?
量が多いので大変でしたがMP3のリンク先を張り替えが終わったところでテストすると、きちんとiTunesでタイトルなどの文字化けも無く、かつ正常に再生も可能になりました。また、iPodとの同期も全く問題ありませんでした。

以上のデータ移動を行ってもまだ、HDL-GX300に容量に余裕がありました。今まで普段使用しているノートパソコンのハードディクスのバックアップが取れればいいなと思っていましたが、容量不足の問題でバックアップ先が無かったので実現できませんでした。今回HDL-GX300を導入したことによりようやく実現出来るようになりました。昔使っていたバックアップツールがあるので、それをそのまま使用することにしました。バックアップもとのフォルダもしくはファイルを指定し、バックアップ先を指定して実行すると自動でバックアップを取ってくれます。

サーバ代わりのパソコンや普段使用しているノートパソコンの移動できるファイルは全て移動し、特にノートパソコンのハードディスクはかなりすっきりして空き容量が大幅に増えました。それに加えてバックアップも出来るようになって導入してよかったです。

おすすめ度
IO DATAHDL-GX300



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