奮闘!駐在記


初めてのシカゴ

近隣の大都市にシカゴがありました。当時シカゴといったら全米第3の都市程度の知識しかなく、アルカポネのイメージしかありませんでした。そこに連れて行ってくれるといわれましたので、ものめずらしいものが好きな自分にとってはちょっと心躍りました。

住んでいるところからシカゴまで250kmくらいあるとのことでした。交通手段はもちろん車です。一応住んでいるところから長距離列車のアムトラックが出ているのですが、本数が異常に少ないので使いません。アムトラックで思い出しましたが、この列車を使ってシカゴまで行こうとされていた日本人駐在員の方がいらっしゃいまして、予定時刻になっても列車が来なく、更に1時間待っても来ないので痺れを切らせて窓口の女性に「ちょっと遅すぎないか」と聞いたそうです。そしたら「この列車は何処からきていると思っているの?○○(どこか忘れましたが飛行機で3時間くらいのところだったと思います)からきているのよ。1時間なんて遅れて当然よ!」と逆に叱られたらしいです。

さて、お迎えの車が自宅に到着してシカゴへ向けてGo!高速道路を使用するのですが、その高速道路が無料なので移動費用が激しく安い。日本でも見習って欲しいくらいです。但し、無料相応な路面で日本の高速道路のような綺麗な舗装でないところが結構あります。駐在期間中に高速道路を利用して移動するときに、アスファルトがはがれて局部的に穴が空いている場所を見かけたときがありました。高速走行中にその穴にタイヤを落としたら事故ってしまいそうな深さでした。日本の高速道路では考えられないと思います。日本の道路で近い感じが無料のバイパスです。信号が全く無くて時速55マイル(約90km)まで速度を出してもいい無料のバイパスと思ったらイメージできると思います。

移動途中、畑しかなかったのがだんだんと家の数が増えてきます(途中小さい町はあります)。そうしているうちに地面を盛り土して高速道路を作った感じものが、高架になってきたりインターチェンジが入り組んだりして都会に来た感じになってきたと思ったら、開けたところでどどどーんと高層ビル群が目に入りました。この光景を見て最初に思った感想が「たけぇビルがいっぱいだ。とと都会だ」でした。おなじみの大都市東京は高層ビル群が地域ごとにちょこっとずつ集中していますが、シカゴは一気にでーんと建っています。ですから迫力が違いました。とりあえず連れてきた人(車を運転している人)が北ミシガン通り沿いにあるジョンハンコックセンターに車を停めると仰いましたので、ミシガン湖沿いを少し走った後北ミシガン通りを走行し、駐車場待ちも特に無く簡単に入りました。このジョンハンコックセンターというビルは確か全米第3位の高さ(あれ4位だったかな)を誇り、ランドマークの一つになっています。ビルの形が上層階に行くほど狭くなる台形の形をしていて、普通のビルとは見た目で違うので遠くにいてもどのビルがジョンハンコックセンターかすぐに分かります。ちなみに全米で一番高いビルがシアーズタワーでシカゴにあります。当時は世界第2位の高さでしたが、高いビルをたくさん立てることが出来るのは地震の少なさが影響しているに違いありません。 北ミシガン通り沿いは高級ブティックが軒を並べる場所で、ショッピング目当ての人たちが集まる通りです。連れてきた人が旅行カバンが必要とのことで、ルイビトンが入っているデパートに向かい、すげーたけーカバンを買っていました。本に曰く置き引きにあったとしたら中身はいらないけどカバンは置いて行ってもらいたいというほど高価な買い物でした。

夕暮れになってからジョンハンコックセンターの展望室に行きましたが、男二人だけで夜景を見ても楽しくないのですぐに地上に戻ってしまいました。帰りにシカゴの南の方は危険なので行かないことと釘をさされて帰途につきました。シカゴには駐在中に何度か訪れましたので、別の機会に更に詳しくご紹介したいと思います。

・・・・続く




前 次 もくじ

http://www.ACT2-AGW.com/

Copyright (C) 2006 - 2007 ACT2-AGW.com , All rights reserved.